中露の核の脅威…同時に抑止すべき=米戦略軍司令官

チャールズ・リチャード米戦略軍司令官は1日の下院軍事委員会の公聴会で、中国とロシアの核の脅威に直面している米国は、この2か国との対処能力を同時に備えることが不可欠だと強調した。

「世界中であらゆる手段を用いて、一方的に紛争をエスカレートさせる核能力を持つ2カ国(の脅威)に米国は直面している」と危機感をあらわにした。昨年まで中露両国を同時に抑止する必要性は「重大な懸念レベル」に過ぎなかったが「(その懸念が)今や現実のものとなった」と指摘した。

リチャード氏は昨年4月、上院軍事委員会の公聴会で中露は核開発の近代化や核戦力の増強を急速に進めていると指摘したうえで、米国は歴史上初めて「核保有国であり、戦略的に対等な敵対国でもある2カ国(中露)に同時に向き合っている」と警告。昨年8月には中国の核戦力の拡大は「尋常でない」と表現していた。

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