「鎖の母たちを救う」 中国人監督がパリで映画試写会
中国で人身売買組織に売春を強いられた脱北女性を描いた中国映画「Save Our Sisters(我々の姉妹を救おう)」の試写会は国際女性デーの前日となる3月7日、フランス・パリで開かれた。胡雪楊監督は、強権政治下で凄惨な犯罪被害者になった女性たちを救うためのSOS映画だと述べた。
試写会のポスターには、「首を鎖でつながれている中国と世界のすべての女性のための緊急呼びかけ」という表現があった。
中国では北京冬季オリンピックの最中に、首を鎖でつながれ8人の子供を出産した女性の存在が明るみに出た。女性は誘拐や人身売買、性的虐待などを受けていたとされているが、中国当局は事件の真相を明らかにしていない。SNS上で女性は「鎖の母」と呼ばれた。
関連記事
中国河南省が幹部に率先して有給休暇を取るよう求め、観光や交通の割引を組み合わせた消費刺激策を発表した。ネット上では、収入減や雇用不安が続くなか、休暇だけでは消費は伸びないとの声が上がっている
イランでの戦争を受け、中国中石化が中東依存を急減。サウジ産の購入をほぼ止める一方、割安なロシア極東ESPO原油を7~9月に30~40隻分確保し、供給とコストの両面でリスク分散を図っている。
「被災地を映すな」「真相を話すな」中国・広西の洪水から約1か月。住民のライブ配信を制限し、救助隊の動画は削除、決壊ダム周辺を封鎖し、救援テントまで撤去した。現地取材で見えてきたのは、災害の陰で進む情報統制の実態だった
中国の国有企業で、一般社員への身辺調査が拡大。親族の勤務先や海外渡航歴、小学校からの学歴まで会社へ報告を要求する
14回も未払い賃金の支払いを求めた末、爆発事件を起こした中国の30代男。ところが当局が真っ先に消したのは、事件の背景を伝える記事や情報だった。ネットでは「第二の楊佳」との声も。中国当局が本当に恐れているものとは何なのか