3月8日、英国のジョンソン首相は、ロシアからの原油と石油製品の輸入を段階的に削減し、2022年末までに完全に停止すると発表した。写真は同日、ロンドンで行われた 東欧4カ国(V4)首脳との会談に主席するジョンソン首相(2022年 ロイター/Leon Neal)

英、年末までにロシア産原油輸入停止 「プーチン体制に打撃」

[ロンドン 8日 ロイター] – 英国のジョンソン首相は8日、ロシアからの原油と石油製品の輸入を段階的に削減し、2022年末までに完全に停止すると発表した。

ジョンソン首相は声明で「ロシアのプーチン大統領の体制に一段の経済的な打撃を与えるため、英国はロシア産原油に対する依存を低下させる」とし、「産業界と共に取り組むことで、年内の達成は可能だと確信している」と述べた。

ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)のクワシ・クワルテング長官は、移行期間を設けることで企業などがロシアに代わる調達先を探すために十分な時間が得られると説明。このほか、ロシア産天然ガスの輸入停止も模索していると明らかにした。英国は天然ガス需要の約4%をロシアに依存している。

▶ 続きを読む
関連記事
ウクライナ軍は、大型ドローンで自爆型の地上ロボットをロシア軍の後方へ運び、夜間に投下したと発表。数か月に及ぶ作戦では、ロシア兵約3000人を殺害し、約124平方キロを奪還したと主張している
米ウクライナ首脳が会談し、冬前の戦争終結とエネルギー施設攻撃の停止を呼びかけた。パトリオットミサイルの国内生産や米国の燃料価格高騰を受けた輸出規制案など、停戦に向けた最新動向を伝える
ウクライナのドローン攻撃で打撃を受けるロシア企業に対し、政府が防衛や修復費用を経費算入できるよう税制改正を準備。世界的なディーゼル供給への懸念からトランプ氏も製油所攻撃停止を促す中、支援策の行方に注目
ウクライナがロシア南部の軍用飛行場とヤロスラブリの製油所を攻撃。輸送機やヘリコプターへの被害が確認された。一方、ロシアはポーランド国境に近いウクライナ西部を攻撃し、ポーランド軍はF-16を緊急発進させた
ロシアで新たな動員への不安が広がり、国外脱出を検討する人が増えている。ドローン攻撃による燃料危機やネット規制、景気悪化などを背景に、若者や家族がロシアを離れる動きが続いている