アダムスキー博士は「ヨーグルトにシリアルなどの穀類は避けるべき」と考えています。(仲居 宏之 / PIXTA)

腸内環境を整えるヨーグルトの賢い食べ方(2) 意外?!ヨーグルトと一緒食べないほうがいい4つの食物

アダムスキー・メソッドでは、食べ物には、消化吸収が早い「ファスト」、消化吸収が遅い「スロー」、早くもなく遅くもない「ニュートラル」の3種類があります。

この分類によると、ヨーグルトは果物、はちみつ、トマト、ピーマンなどと同様にファストで、肉、魚、卵などの動物性タンパク質、米や小麦などの穀類、ニンジンやキャベツなどほとんどの野菜がスローとされています。

ファスト食品とスロー食品を同時に食べたり、食べる時間が近すぎると、消化のスピードが遅くなり、これらの食べ物が胃腸で本来の速度で消化されず、ファスト食品が腸内に長く留まって腐敗し、腸内を汚してしまうことになるのです。同時に、腸は常に食べ物が詰まり、忙しくしているため、休息やリラックスを欠き、長い時間負担がかかります。

▶ 続きを読む
関連記事
抗生物質だけでなく、身近な薬も腸内細菌に影響する可能性がある――。中医学では胃腸を「土」にたとえ、体を育てる基盤と考えてきました。腸の乱れを別の角度から見直すヒントです。
たった2日間の高脂肪・加工食品で腸に“隠れた炎症”が始まる──最新研究が示す驚きの事実と、不飽和脂肪でダメージを逆転させる食習慣のヒントを紹介します。
腹部マッサージは、腸の緊張をほぐし蠕動運動を促すことで便秘を大きく改善するという研究結果が報告されています。1日15分で排便回数の増加、膨満感や不快感の軽減が期待でき、下剤の代替としても有望。正しい方向と圧で行うことが重要です。
大腸がんは「いつ治癒といえるのか」。3万5,000人超のデータから、手術後6年で再発率が0.5%未満になる重要な節目が判明。長年の不安に明確な指標を与える最新研究の意義を分かりやすく紹介します。
更年期以降、腸内細菌叢の変化が炎症やホルモン代謝に影響し、乳がんなど一部のがんリスクに関係する可能性があります。腸の乱れとがんの関連、改善策を解説します。