台湾奪取を狙う中国共産党、グレーゾーン作戦により注力=専門家
ロシアのウクライナ侵攻により、中国共産党による台湾侵攻の脅威について注目が集まる。専門家は、台湾が近年軍事力を強化させているため、中国共産党は武力攻撃によらずサイバー攻撃や偽情報の流布などを含むグレーゾーン作戦により注力していくのではないかとみている。
台湾の財団法人國防安全研究院の李俊毅博士は9日、グローバル台湾研究所主催のオンライン討論会で中国の軍事力は拡大しているものの「台湾侵攻には武力攻撃ではなく、グレーゾーン作戦に依存していく可能性が高い」と指摘した。
グレーゾーン作戦とは、情報戦や世論工作など明確な武力攻撃ではない手法でプレッシャーを与えて相手を威圧する戦略だ。台湾国防部の2021年版国防報告書では、その筆頭として中国軍機による防空識別圏(ADIZ)への度重なる侵入や19年から21年8月までに台湾が14億回を超えるサイバー攻撃を受けた事実を挙げている。
関連記事
中国の病院職員2人がタイ旅行中、ホテルのプールで死亡。「臓器を奪われた」との噂が広がった。当局は否定したが、疑念は消えない。なぜ人々は、そこまで疑うのか
国営大手でも給料が出ない。年金保険料は借金で払い、若者までごみ箱をあさる。中国で今、庶民の暮らしはどこまで追い詰められているのか
転んだ瞬間、ポケットから火柱! 中国で起きたスマホ発火騒動。「ファーウェイ製」との情報を否定した報道まで突然削除された。一体、何が本当なのか?
昔は「工場を建てていい」、今は「農地だから金を払え」。中国で何十年も前の土地問題を掘り返し、町工場に数百万円、時には2000万円超の負担を求める動き。背景には地方財政難?
愛情は冷めても離婚しない。中国で「我慢婚」が話題に。寝室も財布も別々、それでも夫婦を続ける切実な理由とは?