伝説の道士 葛玄の不思議な力(1) 死んだ魚を生き返らせる
火を吐き、死んだ魚を生き返らせたり、弦の振動に合わせて蜂を踊らせることができるなど、葛仙翁と呼ばれる葛玄は、修行中に数々の奇妙で並外れた能力を発揮し、人々を感服させた。
三国時代、呉の道士である葛玄は、幼い頃から賢く、僧侶であった左慈から仙経「九丹金液仙経」を教わった。
葛玄は病気を治すのが得意で、何年も飢えをしのぐこともできた。 まだ燃えている薪の上に座っても、服や帽子が燃えずに済んだ。また、酒を一杯飲むと、深い池の中に入って横になり、酔いが覚めてから水中から出てくるが、濡れてはいなかった。また葛玄は五経の知識が豊富で、それについて語るのも好きだった。
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