中国無人機、防空識別圏内を飛行…「軍事動向に重大な関心を持って注視」=官房長官
中国の無人機が16日午後に東シナ海の我が防空識別圏内を飛行したことについて、松野博一官房長官は17日の記者会見で、同機は偵察型無人機「BZK-007」であり、「対空侵犯措置により確認したのは初めて」と述べた。航空自衛隊が戦闘機を発進させ継続的な監視を行った。
無人機による領空侵犯はなかった。松野氏は「中国は多種多様な無人機の自国開発を急速に進めており、政府として中国の軍事動向について重大な関心を持って注視」するとし、「日本の領海領空を断固として守り抜くとの方針のもと、国際法及び自衛隊法に従い対領空侵犯措置に万全を期す」と述べた。
松野長官は、15日から16日の間にかけて軍用車両を乗せた戦車揚陸艦など計4隻のロシア海軍艦艇が津軽海峡を通過したことについて「ことさらにこの地域で緊張感延長を高めるような行動は慎むべき」とロシア側に申し入れを行ったことを明らかにした。加えて、これらの艦艇は「ウクライナ方面に動員される兵員、戦闘車両等」である可能性があるとした。
関連記事
中共軍上層部で将官の失脚が相次ぎ、指揮体系に異例の権力空白が生じている。習近平は軍内部の人事再編を進めているが、台湾侵攻への姿勢に変化は見られず、専門家は日米台がこの時期を安全視すべきではないと警告
北京の要衝を守る衛戍区司令官が交代したのは、張又俠拘束の直前だった。習近平が信頼できる人物を配置し、軍内部の動きを封じた可能性が指摘されている
複数のアナリストは、文民・軍双方の高官に対する一連の粛清は、習近平氏がさらなる任期確保に向けて動く中での政治的権力集中を示していると指摘している
サム・ブラウンバック元米国際宗教自由担当大使は4日、中共は信仰弾圧において「神への戦争」を仕掛けていると述べ、こうした迫害を宥和すれば世界にさらなる侵略を招くだけだと警告した。
張又俠が拘束される前、北京では異例の人事が進められていた。中共の官製メディアによると、約一年にわたり空席となっていた北京衛戍区司令員の職に、元武警上海総隊司令員の陳源が就いていたことが分かった