中国無人機、防空識別圏内を飛行…「軍事動向に重大な関心を持って注視」=官房長官

2022/03/18
更新: 2022/03/18
コメント

中国の無人機が16日午後に東シナ海の我が防空識別圏内を飛行したことについて、松野博一官房長官は17日の記者会見で、同機は偵察型無人機「BZK-007」であり、「対空侵犯措置により確認したのは初めて」と述べた。航空自衛隊が戦闘機を発進させ継続的な監視を行った。

無人機による領空侵犯はなかった。松野氏は「中国は多種多様な無人機の自国開発を急速に進めており、政府として中国の軍事動向について重大な関心を持って注視」するとし、「日本の領海領空を断固として守り抜くとの方針のもと、国際法及び自衛隊法に従い対領空侵犯措置に万全を期す」と述べた。

松野長官は、15日から16日の間にかけて軍用車両を乗せた戦車揚陸艦など計4隻のロシア海軍艦艇が津軽海峡を通過したことについて「ことさらにこの地域で緊張感延長を高めるような行動は慎むべき」とロシア側に申し入れを行ったことを明らかにした。加えて、これらの艦艇は「ウクライナ方面に動員される兵員、戦闘車両等」である可能性があるとした。

ウクライナに対する侵略を続けるロシア軍は同時に日本周辺海域の軍事行動を活発にさせ、極東地方における示威活動も強めている。10~11日にも駆逐艦など10隻が津軽海峡を航行した。ウクライナ侵攻前後にはオホーツク海などで大規模な海上演習を行った。

佐渡道世