米ニューヨーク州イサカにあるコーネル大学(Fotolia)

米コーネル大学の中国人留学生、新疆問題批判の学生にブーイング 大学の対応が物議

米コーネル大学が今月上旬に開催したイベントで、新疆ウイグル族の留学生が中国共産党政権による大虐殺について発言した際、数十人の中国人留学生はこれに抗議して退場したことがわかった。

大学が10日に開催した座談会にエリッサ・スロットキン下院議員がオンラインで参加した。同議員への質疑時間になると、ウイグル人留学生であるリズワングル・ヌルムハンマド(Rizwangul NurMuhammad)さんは、米国はウクライナに侵攻したロシアに対して制裁を科したように、民族大虐殺を起こした中国政府にも厳しい制裁を科すべきだと述べた。ヌルムハンマドさんは、収容施設に拘禁された弟の話を紹介した。

米メディア「アクシオス(Axios)」15日付によると、数十人の中国人留学生はヌルムハンマドさんの発言にブーイングを浴びせ、約40人が会場を立ち去った。

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