日ウクライナ外相会談の様子(クレバ外相公式Twitterより@DmytroKuleba)

「強い衝撃を受けている」林外相、談話でロシア軍を強く非難 ウクライナ外相とも会談

ポーランド訪問中の林芳正外相は4日、ウクライナにおけるロシア軍の行動を非難する談話を発表した。市民が犠牲になったことについて「強い衝撃を受けている」とし、「重大な国際人道法違反」だと指摘した。日本への渡航を希望するウクライナ避難民については、帰国便の政府専用機に同乗させる可能性について「最後まで追求するが現時点では引き続き調整中」だと述べた。

林外相は岸田文雄首相の特使として5日まで滞在し、要人との会談や避難所の視察などを行う。2日にはポーランド訪問中のウクライナのクレバ外相と会談、現地の状況について説明を受け、日本の子供が描いた絵画をプレゼントした。強力な対露制裁や支援について謝意を受けたという。

林氏はまた、ウクライナからの避難民が身を寄せる避難所を訪問したほか、国境警備隊から説明を受けた。最近は避難民の数が減り、ウクライナに移動する人もいるという。避難所では食事や子供の玩具などが用意され、最前線の「暖かい支援の提供を目にした」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
ロシアがICC赤根智子所長ら9人の身柄引き渡しを複数国に要請。日本政府は「不当で受け入れられない」と反発。日本人がそれぞれ所長を務めるICCと国際司法裁判所(ICJ)は2026年ノーベル平和賞の有力候補と予想されている
インド北部バラナシで、日本の支援で整備された国際会議場に「安倍記念回廊」が開設された。落成式には安倍元首相の妻、昭恵さんが出席。安倍氏とモディ首相の交流や、日印関係の歩みを示す写真が披露された
中国外務省の郭嘉昆副報道局長が高市政権を批判した。北村外務報道官は7日、一国の指導者にしかるべき敬意を払うことは「国際儀礼上、当然」であるとの日本政府の立場を示し、中国側に申し入れを行っていることを明らかにした
高市早苗首相が臨時国会で所信表明。積極財政による経済再生と、外交・安全保障の強化を政権運営の両輪に。AI・半導体への投資、中国への「主張すべきは主張する」姿勢も示した。今後は政策の実行力と財源が焦点となる
沖縄県那覇市のホテルで10月3日に女性が死亡し、米軍普天間飛行場所属の海兵隊上等兵(20)が強盗殺人容疑で逮捕された事件を受け、日本政府は米側に厳重に抗議し、捜査への全面的な協力と再発防止の徹底を求めた