厚生労働省の分科会は26日、新型コロナウイルスワクチンの接種後に死亡した30~92歳の男女14人について、ワクチン接種との因果関係が否定できないと認定し、死亡一時金などの支給を決めた。(Graphs / PIXTA)

新型コロナのワクチン接種「数か月後でも起きる心臓の異常」

最新の研究によると、新型コロナウイルス(COVID-19)のワクチンを接種した若い人のなかで、「接種から数カ月後に、心臓の異常が検出される人もいる」と言います。

米国のシアトル小児病院(Seattle Children.s Hospital)の研究者は、ファイザー社ワクチンの2回目接種後1週間以内に、胸痛などで来院した18歳未満の患者を対象に、血清トロポニン値が上昇した症例について追跡調査しました。

血清中のトロポニンIとトロポニンTは、心筋梗塞など心臓の炎症を診断する上で重要な2つの「マーカー(疾病や生理的状態を示す物質)」です。

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