次の標的はパプアニューギニアか 中国との安保協定に懸念=モリソン豪首相
モリソン豪首相は20日、中国・ソロモン諸島間で安保協定が締結されたことを受けて、隣国パプアニューギニアも同様の協定を結ぶよう中国政府から圧力を受けていると明らかにした。
モリソン氏は記者団に対してオーストラリアは近隣諸国に「それぞれ建設的に対応していく」と寄り添う姿勢を示した。その上で「パプアニューギニアには、ソロモン諸島と同じような圧力が(中国から)かかっている」と指摘した。
2019年に独立を問う住民投票が行われたパプアニューギニアのブーゲンビル自治区にも中国は関心を示し、「一帯一路」構想に基づくインフラ投資で10億米ドルを提供すると報じられた。
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