朝食をとると何がよい?朝食を食べられない原因は?

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朝食を食べる習慣がない人もいれば、朝はお腹が空かないから食べないという人もいます。これに対し、「朝食は1日の中で最も重要な食事であり、空腹でなくても何か食べることは健康に良い」という専門家もいます。

「ハフィントンポスト」によると、Academy of Nutrition and Dietetics(栄養・栄養学アカデミー)のスポークスマンであるラハフ・アル・ボチ氏は、「ほとんどの人にとって、空腹でないときでも朝食を食べることには利点がある」と述べています。

ポチ氏の説明によると、一晩何も食べていないので、朝食を摂ることは一日の始めのエネルギー源になるからだそうです。また朝食を食べることで、後で空腹で怒りっぽくなる(空腹で怒る)ことが少なくなり、昼食や夕食時の食事の選択にも気を配ることができるようになります。

西北健康科学大学のクリスティーナ・メイヤー-ジャックス助教授は、起床後2時間以内に食事をするのがベストだと言います。

この時間帯に朝食を摂ることで、代謝を高め、血糖値をコントロールし、健康的な体重を維持し、心臓の健康を改善し、認知力と精神力を向上させるという研究結果もでています。

 

朝食を食べることで得られる健康効果はたくさんあります。 (よっし / PIXTA)

 

メイヤー-ジャックス氏は、朝食に適した食べ物として、タンパク質(赤身の肉や卵など)、健康的な脂肪(ナッツや種子など)、炭水化物(ベリー類や繊維質の多い果物など)、砂糖を加えていない全粒穀物などを挙げました。

朝一番にコップ一杯の水を飲むことで、体に水分を補給し、体温の上昇を防ぐことができるようです。食事もとらず、水も飲まず、コーヒーやお茶を飲みすぎると、人は緊張して落ち着かないものです。

彼は砂糖や精製された炭水化物は血糖値を上げ、エネルギーレベルを下げ、長期的には健康に悪く、朝食にとるのは避けるべきだと付け加えています。

ポチ氏は「朝食は盛りだくさんである必要はない」と言います。バナナとナッツ、バター、ギリシャヨーグルトとベリー類、またはプロテインシェイクなど、どれも満足感とエネルギーを得ることができます。

栄養士のアンナ・スミス氏は、朝に運動する場合は、運動の30分前に複合炭水化物を多く含む食品を食べると、運動に必要なエネルギーを補給できるとアドバイスしています。 

 

スミス氏は、朝、運動する30分前に朝食をとるようアドバイスしています。(プラナ / PIXTA)

 

朝食を食べることには多くのメリットがあるにもかかわらず、世論調査会社OnePollが行った調査によると、25%以上の人が朝食を定期的に食べる習慣がなく、約70%の人が朝8時前に起きて準備するのは嫌だと答えているそうです。

これに対してスミス氏は、空腹でなければたまに朝食を抜いても構わないが、それが頻繁に起こるようなら、なぜ朝、空腹でないのか、自分の食習慣を見直すべきだと述べています。

10時頃にだるさを感じ、時間が経つにつれて空腹感が増す場合は、早めにバランスの良い朝食を摂る方が良く、朝食を食べたくないというのは、夜遊びや寝る前の夜食が原因であることもあります。

スミス氏は、おいしい朝食を楽しむためには、日常生活を見直すべきだと考えています。

(翻訳・李明月)

陳俊村