中国、露軍事機密をハッキング 同床異夢か
イスラエルに本社のあるサイバーセキュリティ企業「チェック・ポイント(Check Point)」の最新報告書によると、中国政府の支援を受けたハッカーが3月下旬、ロシアの軍事機密情報をハッキングしようとしていた。
それによると、ロシアの軍事研究開発機関に所属する科学者やエンジニアらは3月23日、同国保健省を装った電子メールを受け取った。
マルウェアが仕込まれたこのメールのタイトルは、「ウクライナ侵略で米国から制裁を受ける人員リスト」だったという。
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