退任控える林鄭長官、香港市民に「謝罪しない」=報道
今月末に退任を控える香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は14日、ブルームバーグのインタビューで、自身の任期中に香港で起きた多くの問題に関して「(香港市民に)謝罪するつもりはない」と話した。
林鄭氏は2017年3月に女性初の行政長官に任命された。
19年、香港では犯罪容疑者の中国本土引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改定案をきっかけに、大規模な抗議活動が発生した。香港警察は催涙スプレーなどを使い武力鎮圧を図った。デモに参加した大勢の市民が拘束された。
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