6月16日、ワシントンDCのキャノンハウスオフィスビルでノートパソコンを抱える男性(Chip Somodevilla/Getty Images)

【現在は復旧】配信ネットワーク障害により会員サイトや暗号通貨取引所など一時停止

世界の主要なコンテンツ配信ネットワーク(CDN)の1つである「クラウドフレア」で21日、ネットワーク障害が起きた。同社によれば日本時間16時20分までには「修正が実装され」復旧したが、引き続き状況を監視中だという。

クラウドフレアによると障害が発生したのは日本時間15時43分ごろ。この突然のサービス停止によりメッセージサービスのディスカードや買い物アプリショッピファイ、暗号通貨取引所FTX、Bitfinex、OKX、翻訳機能DeepLなどが一時使用できなくなった。クラウドフレアの障害の影響を受けた多くのサービスは、2時間以内に通常動作に戻った。

米カリフォルニア拠点のクラウドフレアは、オンラインドメインへの分散型サービス拒否(DDoS)保護や速度最適化のほか、多様なサイバーセキュリティサービスも提供している。大手企業を含めて世界中に759万ものウェブサイトの顧客を抱えている。

関連記事
アメリカの宇宙関連の高官は、中国共産党が太平洋上空で密かに宇宙軍を強化しており、インド太平洋地域の安全保障を脅かしていると警告している
世界最大の仮想通貨取引所バイナンスの創業者で元最高経営責任者(CEO)の趙長鹏被告(47)に対し、米検察当局は23日、マネーロンダリング(資金洗浄)の罪で禁錮3年の実刑判決を求刑した。赵被告は昨年11月、反マネロン法違反の罪状を認めており、30日にワシントン州シアトルの連邦地裁で量刑が言い渡される。
全世界の若者から絶大な人気を博しているショートビデオ共有アプリTikTok。しかしアメリカでは最近、バイデン大統領がTikTokに関する新法に署名した。
中国共産党はWHOを代理人とし、米国に対する「ハサミ戦略」を始めるだろう。新たに進められているパンデミック条約がその引き金となる。
韓国最大の太陽光発電メーカーであるハンファ・ソリューションズ傘下のQcellsは中国江蘇省啓東市にある工場を6月30日に永久閉鎖する。