プラスチック使用を削減 人々の意識はどれくらい?
プラスチックが汚染の代名詞となった今、より多くの人々が自然を守る責任を自覚し、日常生活の中でプラスチック製品の使用を減らしています。しかし、プラスチック汚染を減らすために私たちはどれだけ自主性を発揮しているのでしょうか。
先日、イギリス全土の10万人以上の人々が、5月の1週間にどれだけのプラスチックごみを出したかについての世論調査に参加しました。この「ビッグ・プラスチック・カウント」(Big Plastic Count)プロジェクトは、NGO組織であるグリーンピース(Greenpeace)とエブリデイ・プラスチック(Everyday Plastic)の共同実施によるものです。
BBCの気候・テクノロジー記者であるジョージナ・ラナード氏(Georgina Rannard)は、このチャレンジに参加している4つの家族や個人を対象に、1週間にわたって日常生活における「プラスチックの足跡」を調査しました。
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