ゼロコロナで海外移民加速 中国人富豪1万人検討か
英投資・移民コンサルタント会社の調査によると、中国政府の厳格な「ゼロコロナ」政策と繰り返される封鎖措置に嫌気がさし、海外移民を考えている中国人富豪が急増している。
ブルームバーグは英コンサルティング会社のヘンリー・アンド・パートナーズ(Henley & Partners)の分析を引用し、中国の富豪1万人が海外移民を検討していると伝えた。
SNS微信(ウィーチャット)上では17日、著名経済学者の郎咸平氏の香港移住が大きな話題となった。ネットユーザーの投稿では、郎氏と家族は「永遠に上海市から離れることを決心した」。
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