青海省西寧市の小児病院で生まれたばかりの赤ちゃん。写真は2006年5月17に撮影されたもの。(China Photos/Getty Images)

中国昨年の出生数、建国以来の低水準 複数の省で4割減

中国国家衛生健康委員会のこのほどの発表によると、中国の昨年の出生数は1062万人と1949年の建国以来、最低水準となった。

前年比で138万人減少した。31省のうち29省で昨年の出生数が激減しているという。出生数が50万人を超えたのは広東、河南、山東、四川、河北、安徽の6省のみで、ほかの省は数十年ぶりの低水準に落ち込んでいる。

出生数が最も高かったのは広東省(118万3100人)で、同省は4年連続でトップの座を維持している。これに対し、安徽省の出生数は4年連続で下落し、2017年に比べ昨年は47.6%も減少している。

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