(YouTubeの画像切り抜き)

ウルフ・メッシング伝記その2:驚異の読心術(上)【未解決ミステリー】

1915年、16歳のメッシングはウィーンへやってきました。 彼の心理学実験は、地域にセンセーションを巻き起こし、当時の著名な科学者たちを惹きつけました。 アルベルト・アインシュタイン(Albert Einstein)やジークムント・フロイト(Sigmund Freud)は、メッシングに興味を持ち、実験に誘いました。

科学の「盲人」と科学の「巨人」の出会い

この年、アインシュタインの研究は最盛期を迎えていました。一方、メッシングは、 電磁気学、量子論、相対性理論、時間と空間のつながりなどといった難しいことは全く分かりません。科学の巨人と科学の「盲人」、完全に正反対の二人が、運命に結ばれて、世紀の実験を行います。

メッシングはアインシュタインのアパートを訪れ、一番初めに目にしたのは、本の山です。そのほとんどが手の届くところにありました。アインシュタインは親しみやすく、一方、フロイトは、凛とした表情をしています。しかし、厳しい外見とは裏腹に、心の優しい持ち主です。

アルベルト・アインシュタイン(パブリックドメイン)

実験が始まると、フロイトは最初の思考命令を出しました。「化粧台に行って、ピンセットを手に取り、アインシュタインのふさふさした髭を3本抜き取る」というものです。このようないたずらでしかない命令を読み取った16歳のメッシングは、緊張しながらもその通りに行動しました。

アインシュタインとフロイトは、メッシングの持っている不思議な能力について語り合いました。2人の科学者の会話内容は専門用語ばかりで、メッシングには到底理解できません。それでも、リラックスのできる楽しい一時となりました。

ジークムント・フロイト(パブリックドメイン)

メッシングは帰る前に、アインシュタインに「あなたは1921年に非常に重要な賞を受賞するでしょう」と言いました。 それを聞いたアインシュタインは、ユーモラスに舌を出し、気にも留めませんでした。

 しかし、メッシングの予言通り、1921年、アインシュタインは光電効果の研究と理論物理学の業績により、ノーベル賞を受賞したのです。

アインシュタインは、世界的に有名な科学者です。 研究が深まるにつれ、科学がまだ発見していない宇宙の不思議さ、空間と時間の神秘に感動し、「すべては全能の神の手からもたらされる」と信じるようになりました。

(つづく)

詳しくは EPOCH TV をご覧ください。

https://www.epochtimes.jp/2022/07/111696.html

関連記事
 【大紀元日本7月20日】手で字を読める子供たち 肉眼を使わず、手や体のある部位で字や図案を識別できる子供は、世の中に数多くいます。台湾大学の李嗣涔教授は、1999年に「指で字を読む訓練
『史記』の記録には、扁鵲の治癒についての驚くべき物語が記されています。扁鵲は、昏睡状態にある患者の覚醒の瞬間や、将来の結果を予測することができました。 その患者は、晋国の権力をコントロールしている大夫で、目覚めた時の言葉は、扁鵲が予測した通りでした。 これは、古代で頻繁に起こる死の体験を記した、真の記録とも言えます。
中華世界の伝統文化は、古来より神伝文化と呼ばれてきました。その神伝文化のなかで営まれた歴代王朝には、いくつもの超常現象があらわれています。
🔴 購読のお申し込みはこちら 今なら初月は半額! 👉https://bit.ly/SM-Subs 🔵 もっと見 […]
私たち人類の歴史をひも解くと、とても興味深いことがわかる。人類の祖先が道具を使い始め、知的生物として進化し始め […]