食べなきゃ損!!世界のおもしろアイスクリーム10選(1)

世の中にはたくさんの料理がありますが、みんなが好きな料理はそう多くありません。アイスクリームはその一つです。 シンプルなアイスクリームから、様々なフルーツやクッキーが練り込まれた複雑なものまで、この甘い味は多くの人を釘付けにします。

国によって料理が違うように、それぞれ独自の食文化に基づくアイスクリーム料理があります。その中でいくつか紹介します。 

餅アイス(MOCHI)

日本初のもち米団子である「もち」を使って、アメリカ・ロサンゼルスの日本食レストランでは、中にアイスを入れた、一口サイズの餅アイス(MOICHI)が考案されました。 

柔らかくて甘いもち米の皮で、冷たくてなめらかなアイスクリームを包み、一口サイズで、甘く重層的な味わいです。 皮もアイスクリーム餡も、抹茶、小豆、ゴマ、チョコレート、バニラなど、さまざまな味で作ることができます。

シンガポール、
ロティアイスクリーム(Ice Cream Loti)

食パンにアイスクリーム?と思うかもしれませんが、一度食べたら、この味を忘れられません。冷え固まったアイスクリームを白い食パンで挟み、アイスクリームが溶け始めると、まるでふわふわなケーキのような食感になり、食べ応えがあります。

また、他にも、コーヒー、ココナッツジュース、ブルーベリー、ドリアン、あるいは虹色のパンやアイスクリームなど、さまざまな味を試すことで、一度食べた方でも飽きずに食べられます。

ロティアイスクリームは、冷たくて満足感のあるスイーツです。 (Shutterstock)

マレーシア風小豆アイス、
アイスカチャン(Ais Kacang)

アイスカチャン(Ais Kacang)は、世界各地で有名なマレーシアの代表的なかき氷の一つです。

どのかき氷もクラッシュアイスをベースにしていますが、使用する具材は大きく異なることが多いです。 小豆氷は、その名の通り、小豆をまぶしたかき氷です。 その他、ゼリーやゼラチン、シロップなどもよく使われています。

 屋台によっては、カーネルコーン、練乳、トロピカルフルーツ、砕いたピーナッツ、さらにはおなじみのアイスクリームなどの具材を入れることもあります。
アジアでは、小豆はデザートにコクを与え、過剰な甘さを中和するため、デザートによく使われます。 練乳で、甘さが十分にあるかき氷の場合は、煮た小豆を少し入れるのがポイントです。

マレーシアのかき氷、小豆餅などは、デザート好きに人気です。 (Shutterstock)

揚げアイス

冷たいアイスクリームを熱した油で揚げるというのは不思議な感じがしますが、実は日本、中国、メキシコ、アメリカなどで広く親しまれているおやつです。

●作り方
1. 丸く成形したアイスクリームを小麦粉で包む。
2.表面に少し焦げ目がつくまで、さっと揚げる。
3.揚げたアイスクリームの表面に、アイシングシュガー、ホットチョコレート、キャラメルシロップ、あるいは他の甘いソースを少量かける。

外はカリッと、中はトロリとした、「熱くて冷たい」デザートに仕上がります。日本人は天ぷらの衣、メキシコ人はトルティーヤチップスなど、地方によって揚げるアイスクリームを覆う材料が異なることもあります。

揚げたてのアイスクリームは、外はサクサクで香ばしく、中はトロトロでひんやりとしています。 (Shutterstock)

タイ式、
ロールアイスクリーム

ロールアイスクリームは、「フライドアイスクリーム」とも呼ばれ、温度の低い板で「炒める」デザートです。 店内では、シェフがミルクペーストやさまざまな材料を金属の板に流し入れ、2本のヘラで素早く刻み、かき混ぜながら薄く伸ばし、最後に固まったアイスクリームをヘラでロール状にし、それを器に立てる光景をよく目にします。

さらに上には、角切りのフルーツや砕いたビスケット、チョコレートソースなど、さまざまなトッピングがされ、何層にも重なった味わいを楽しむことができるデザートです。

ロールアイスクリームは甘くてクリーミーで、炒める工程も見ていて楽しいです。 (Shutterstock)

(続く)
 

(翻訳編集:李明月)