米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)。2022年5月2日撮影 (Photo by Mike Coppola/Getty Images)

イーロン・マスク氏も悩んでる…スマホユーザーにありがちな悪習慣とは

米電気自動車大手「テスラ」および宇宙開発企業「スペースX」の最高経営責任者(CEO)で億万長者のマスク氏も、やめられない悪習慣があるという。それは、スマホユーザーなら誰しもが陥りがちな起床後のある行動だった。

マスク氏はポッドキャスト番組「Full Send Podcast」で、「私には悪習慣があって、おそらく多くの人がそうだと思うが、朝起きてすぐに携帯を触ってしまうことだ。実はかなりよくない習慣だ」と語った。

マスク氏は午前3時ごろに就寝し、朝の9時半ごろに起床するという。「一夜のうちにさまざまなことが起きるというのはよくあることだ」と、経営者としての緊張感をにじませた。睡眠中に起きた出来事を一刻も早く把握したいとの焦りから、起床後は真っ先に携帯をチェックしてしまうのだという。

マスク氏は以前、ドイツの大手自動車雑誌「アウト・ビルド」の取材で、起床後の30分間はメールのチェックにあてると述べていた。同氏はこの時間を運動に置き換えたいと考えている。

同氏はまた「運動をして、より健康でいたい」「起床後すぐではなく、20分ほど運動をしてから携帯を見るようにする」と今後に向けた改善方法を述べた。

携帯を見る前に運動を行う発想は、より健康的な生活につながる。2019年に「ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・スポーツ・メディシン」に掲載された研究結果によると、毎朝の適度な運動は短期記憶力や注意力、問題解決能力を向上させるとしている。

また、英国の国民保健サービス(NHS)に勤めるカラン・ラジ医師は自身の動画の中で、朝一番に携帯を見ると人は緊張状態に陥るため、やめるよう勧めている。

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