国際航空運送協会(IATA)のウォルシュ事務局長は、新型コロナウイルス感染の完全封じ込めを狙う中国の「ゼロコロナ政策」によって香港は国際ハブ空港としての地位を既に失ったと述べた。8月1日、香港国際空港で撮影(2022年 ロイター/Tyrone Siu/File Photo)

香港、国際ハブ空港の地位失った 中国ゼロコロナ政策で=IATA事務局長

[ドーハ 21日 ロイター] – 国際航空運送協会(IATA)のウォルシュ事務局長は21日、新型コロナウイルス感染の完全封じ込めを狙う中国の「ゼロコロナ政策」によって香港は国際ハブ空港としての地位を既に失ったとし、中国政府が来年も制限を続ければ新型コロナのパンデミック(世界的大流行)から航空業界が回復するのが遅れるだろうと警告した。

ウォルシュ氏はカタールの首都ドーハで開かれたIATAの会合で、中国のゼロコロナ政策が香港を「打ちのめし」、香港を拠点とするキャセイ・パシフィック航空に大きな打撃を与えたと指摘した。

「キャセイ・パシフィックにかつての面影はない。香港は国際ハブ空港としての地位を既に失い、他のハブ空港がそれで優位性を得たため、(香港は)地位回復に苦労するだろう」として新型コロナではなく、政府の政策を非難した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国SNS「小紅書(RED)」を遮断した台湾で、詐欺が73%減。たった1つの対策でここまで変わるのか。数字が示す現実は重い
台湾の頼清徳総統は14日、台湾の民主主義は長年の犠牲と努力によって築かれたものであり、「決して専制独裁の道に逆戻りしてはならない」と強調した。
台湾国防部は15日、同日午前6時(台湾時間)までの24時間に、台湾周辺で活動する中国共産党軍(中共軍)の航空機延べ26機と海軍艦艇7隻を確認したと発表した。
台湾国防部は12日、11日午前6時から12日午前6時までの24時間に、中国軍機5機と軍艦6隻が台湾海峡周辺で活動したと発表した。このうち軍用機3機は台湾海峡の中間線を越え、台湾北部および南西空域に進入した。これにより、それまで13日間続いていた中国軍機による台湾周辺活動の空白期間は終了した。
トランプ大統領の訪中を目前に控え、3月11日、米海軍のP-8A「ポセイドン」対潜哨戒機1機が台湾海峡を通過した