脂肪減量中は、甘い果物を食べないようにした方が良いのでしょうか。 管理栄養士は、量をコントロールすれば、甘い果物を食べてもいいと言っています。 (Shutterstock)

甘い果物はダイエット中でも、量をコントロールすれば食べても大丈夫です

「マンゴー、ライチなど、甘すぎる果物は食べちゃダメ」。 「レモン水は甘くないから、もっと飲んでもいい」。 脂肪減量期には、ほとんどの人が「甘いものは控えて、甘くないものは多く食べてもいい」という考えを持っています。

実は、甘さと果物に含まれる実際の糖質の量は等値ではなく、昔は、甘くないグアバやリンゴ、レモンまで食べると太るというイメージがあったのです。

脂肪減量期の果物の選び方とは

●フレッシュフルーツ

新鮮な果物は、ビタミンC、抗酸化栄養素(ファイトケミカル)、食物繊維などを含み、体にとって重要な栄養源です。また、果物の皮には抗酸化物質が多く含まれています。

例えば、ブドウの皮にはアントシアニン、リンゴの皮にはケルセチンが多く含まれています。

おすすめの食材:グアバ、ミニトマト、オレンジ、キウイ、りんご、ブルーベリー。

正しいフルーツの食べ方でビタミンCを補給し、痩せてもキレイを目指します 。写真のアボカドは果物ではありません。(shutterstock)

●フルーツジュース

野菜や果物の摂取量が少ない現代人にとって、果物を使った食事としてフルーツジュースを選ぶことがありますが、脂肪減量中は、生の果物の代わりにフルーツジュースを飲むことは勧めません。 なぜなら、栄養価の低下以外に、カロリーの摂りすぎ、満腹感の欠如、血糖値の上昇などが起こる可能性があるからです。

どうしてもフルーツジュースを飲みたい場合は、果物の量をコントロールし、かす(繊維質)を残し、余分な糖分を加えずそのまま飲むことをお勧めします。

●ドライフルーツとフルーツチップス

ドライフルーツやフルーツチップスは、果物を焼いて水分を抜き、砂糖や塩をまぶして味付けしたスナック菓子です。 一般的に、ドライフルーツは、柔らかいものは30℃〜60℃、カリカリとしたものは100℃〜130℃の温度で焼きます。そのため、果物に含まれるビタミンCは高温で焼くと壊れやすいので、過度に味付けして高温で焼いたドライフルーツは脂肪減量時には不向きと言えます。

どうしても食べたい場合は、低温で味付けされていないドライフルーツを選ぶとよいでしょう。 (Shutterstock)

●ジャム

ジャムは、果実を砕いて果肉にし、砂糖などで必要に応じて甘味をつけ、適度に煮詰めます。果物に含まれる栄養素は煮詰めることで多く失われていきますが、全体の糖質は大幅に増えます。脂肪減量期は、ジャムの使用を控えましょう。

この記事は、「不節食、不斷醣!營養師的高效甩脂計畫:掌握正確飲食思維,吃到飽也能甩掉頑固體脂肪」(提供:四枚玉文創)から引用しています。

(翻訳編集:里見雨禾)

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