米国は「白人至上主義」「盗んだ土地に建設」…学校で広がるマルクス理論
米国の学校教育ではここ数年、人種差別に関する「批判的人種理論(CRT)」をめぐる論争が起きている。一部の個人や団体はCRTの学校教育に否定的だが、最近の調査でも、学校で「CRT」の概念が教えられていることが判明した。
マンハッタン研究所のザック・ゴールドバーグ氏とエリック・カウフマン氏の両氏は、「高校をまだ卒業していないか、卒業したばかりの18歳から20歳の米国人1505人を全国的なサンプル」としてCRTについて調査した。その内容は、CRTに関する4つの概念等を授業で教わったか、学校の大人から聞いたかについて質問するものだ。なお、サンプルの82.4%が公立学校に通っていたという。
ここで4つの概念とは、「米国は組織的な人種差別国家である」、「米国では
白人が特権を持つ」、「米国では、白人は非白人に悪影響を与える無意識の偏見を持つ」、「米国は盗んだ土地に建設されている」である。調査結果によると、このうち少なくとも1つの概念を学校で大人から教わった、あるいは聞いたと答えたのは、それぞれ62%、69%、57%、67%と大多数を占めていた。
関連記事
トランプ大統領が米移民・税関執行局(ICE)の名称を「NICE」に変更する考えを表明。X上で実施した世論調査では、53万票超のうち62.4%が「NICE」を支持している
シカゴにオバマ大統領センターが開所し、歴代元大統領や各界の要人が集結した。オバマ氏は自らの記念碑ではなく、民主主義を支える「普通の市民」と未来へ向けた「希望」の象徴としての意義を強調した
米・メキシコ国境へ殺到する兵役年齢の中国人たち。ノーム前米国土安全保障省長官は、中国人不法移民の米国境移動を組織的に支援するネットワークの存在に警鐘を鳴らした
ホワイトハウスを狙った大規模テロ計画をFBIが阻止。容疑者23人の関与が浮上し、バンス副大統領は「背後に黒幕がいる」との見方を示している。米当局は組織的な支援ネットワークの解明を進めている
W杯を前に再燃する「なぜ米国ではサッカーと呼ぶのか」という疑問。語源は英国の大学文化にあり、NFLとの共存が現在の呼称定着に影響。トランプ氏の発言も議論を後押ししている