趙紫陽元総書記の秘書・鮑彤氏死去 天安門事件や法輪功弾圧を非難
中国共産党の故趙紫陽元総書記の秘書だった鮑彤氏が9日朝、病気のため北京で死去した。90歳だった。1989年の六四天安門事件や法輪功弾圧に反対するなど、中国共産党の独裁体制を厳しく批判してきた。
「人間は、天と地の歴史の中にいる、ごく小さな存在に過ぎない。私が90歳になるかならないかは重要ではない。大切なのは私たちが守るべき未来だ。今できること、やるべきこと、やらなければならないことを、しっかりやることが大切だ」。亡くなる4日前の90歳の誕生日に、鮑彤氏はこう訴えていたという。
鮑氏は1932年、浙江省海寧市に生まれた。改革開放が始まった1980年代初頭に趙紫陽総書記の政治秘書となり、趙氏とともに経済のみならず政治改革案も策定した。
関連記事
習近平が政権を握って以来、自ら抜擢した党・政府・軍の側近が相次いで失脚、あるいは消息不明となっている。軍から党内に至るまで習近平に対し二心を抱く者が多く、すでに威信は大きく揺らいでいると指摘されている
中共当局による懸賞付き指名手配を受けた台湾のインフルエンサー八炯氏が、海外の中共領事館で出頭を試みたものの受け付けられず、その様子を収めた動画が注目を集めている
江沢民派のフィクサー、曽慶紅。豪邸購入や国有資産横領にまみれた一族の腐敗から、南アフリカでの暗殺未遂、臓器収奪への関与まで、その権力掌握の足跡と法輪功迫害に加担した「血債派」の闇の真相に迫る
中国共産党(中共)の「両会」は12日に閉幕し、すでに10日が経過したが、中共の党首習近平は、例年通り3月中旬に北京を離れて視察を行うことがなかった。これがメディアの注目を集めている。
かつての「世界の工場」中国・東莞の変貌を通じ、深刻化する経済減速の実態に迫る