中国の野望は「世界の安全保障に対する脅威」=カナダ国防相
カナダのアニタ・アナンド国防相は19日、ハリファックス国際安全保障フォーラム(HFX)で、インド太平洋地域における中国の野心増大への懸念を示した。
HFXでは、権威主義国家などが世界の安全保障にもたらす脅威について専門家が議論する。アナンド氏は、HFXの開会の辞で国際社会が直面している脅威に言及し「中国はインド太平洋における野心を主張するために、ますます攻撃的になっている」と述べた。
また、志を同じくする国々が、多国間主義への強いコミットメントを通じて、国際的な平和や安定など「大切にしている価値を守るために協力し合う」必要があると強調した。
関連記事
米国防総省がアリババや百度、BYDなど中国企業8社の軍関連ブラックリスト追加を要請。専門家はサプライチェーン脱中国を加速させ、企業業績や国際展開に影響が及ぶと指摘している。
イーロン・マスク氏のXプラットフォームは最近、新たなユーザー位置情報機能を導入した。目的は、透明性を高め、国境を越えたフェイクニュースの拡散を防ぐことにある
米中は現在、脆弱な貿易休戦状態にある。トランプ米大統領は、11月24日に中国共産党党首・習近平と電話会談を行ったことを明らかにしたが、通話の詳細については明らかにしなかった
トランプ政権は、麻薬密輸撲滅に向けてアメリカが全力を挙げて取り組んできた。11月24日、4人の米政府高官によると、アメリカは今後数日以内にベネズエラを対象とする新たな軍事行動を開始する可能性があるということだ。
最近、中共が各国で取り込んだスパイや代理人の存在が次々に明らかになっている。FBIは、元ニューヨーク州知事室の副首席補佐官である孫雯(スン・ウェン)が中共に買収されていた多数の証拠を発見した。また、カリフォルニア州では、中共のために軍事技術を盗んだ中国系アメリカ人が有罪を認めている