中国当局、内部文書で「国民にとことん感染」…体制維持危ぶまれゼロコロナ放棄か
「国民にとことん感染させる」ーー。中国政府の新たな政策がネット上で噂になっている。大紀元が入手した中国政府の内部文書によると、当局は3年続いた厳しい封鎖により体制維持が危ぶまれたと指摘。政権崩壊を防ぐため、厳しい感染対策ゼロコロナの放棄を選んだという。
中国共産党(中共)上層部が地方政府に出した「指示文書」によれば、政権維持のためにいち早く経済活動を再開するよう要求。そのために「国民には『とことん感染』させていち早く感染ピークを乗り越え、両会(今年3月開催予定の中国人民政治協商会議及び全国人民代表大会)前には集団免疫を獲得」させるよう指示した。
政策の急変に国民は準備が整わず、中国社会は混乱に陥った。政府の指示を受けた地方政府や企業はあわてて「新方針」を導入したが、コロナ感染しても出勤する職員が相次いだ。医療系統は感染爆発に追いつかず、薬不足も深刻化し、多くの死者が出ている。
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