民主国家、中国の台湾攻撃をけん制すべき=前NATO事務総長
[台北 5日 ロイター] – 北大西洋条約機構(NATO)のラスムセン前事務総長は5日、中国が台湾を攻撃した場合、経済的に深刻な結果を招くことを民主国家が明確に示すべきだと主張した。
ラスムセン氏は訪問先の台湾で会見し「中国が台湾の現状を武力で変更しようとした場合、(民主国家はロシアのウクライナ侵攻と)同様に一致団結した対応を示すべきだ」と発言。
「中国はロシアに比べて国際的なサプライチェーンへの依存度がはるかに高い。攻撃した場合の深刻な経済的帰結を明確に示すことが、強力な抑止力になる」と述べた。
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