中国はエネルギー安全保障確保の必要性が高まる中、オーストラリア産石炭の輸入を徐々に再開し、国内鉱山会社に増産を促している。写真は内モンゴル自治区包頭の石炭火力発電所で2010年10月撮影(2023年 ロイター/David Gray)

中国政府、石炭増産を要請 オーストラリア産輸入も再開

[シンガポール 6日 ロイター] – 中国はエネルギー安全保障確保の必要性が高まる中、オーストラリア産石炭の輸入を徐々に再開し、国内鉱山会社に増産を促している。

中国は2020年、新型コロナウイルスの発生源を巡ってオーストラリア産石炭の輸入を非公式に禁止していた。禁輸解除は両国の関係改善を明確に示している。

オーストラリアのウォン外相は先月、中国を訪問している。

輸入再開によって、中国の電力会社や鉄鋼メーカーは高品質な豪州産石炭を調達でき、オーストラリアはロシアやモンゴルなどの業者に奪われた市場シェアの一部を取り戻すことができる。

ウッドマッケンジーのアナリストによると、対ロ制裁の影響による価格高騰に加え、中国の石炭需要は2023年に前年比で2%増加すると見込まれており、新型コロナ関連規制の終了後、エネルギー安保に対する懸念が高まっている。

中国は世界最大の石炭生産・消費国で、電力の約6割を石炭火力で賄っている。

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