1月11日、サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相(写真)は、原子力産業を構築するために国内で調達したウランを活用する考えを示した。写真はサウジアラビアのリヤドで昨年10月撮影(2023年 ロイター/Ahmed Yosri)

サウジ、核燃料に国産ウラン使用を計画=エネルギー相

[リヤド 11日 ロイター] – サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は11日、原子力産業を構築するために国内で調達したウランを活用する考えを示した。

同相はリヤドで開催された鉱業関連会議で、最近の探査では国内に多様なウラン資源があることが分かったと述べた。

「国際的な透明性基準に基づき、パートナーとの合弁事業などを通じて国内のウラン資源を活用する」と述べ、ウラン燃料の原料となるイエローケーキの生産や低濃縮ウラン、国内外向けの核燃料製造を含む核燃料サイクル全体が対象になると説明した。

サウジアラビアはエネルギー源の多様化に向けて原子力を活用する方針を示している。

アラブ首長国連邦(UAE)にはアラブ諸国で初となる原子力発電所がある。

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