火星にクマの顔?NASAが撮影…過去にはドラゴンも
米航空宇宙局(NASA)は1月25日、探査機「マーズ・リコネサンス・オービター(MRO)」が撮影した「クマの顔」に見える地形の画像を公開した。
2006年から火星を周回しているMRO探査機は、高解像度カメラ「HiRise(ハイライズ)」をはじめ、さまざまな科学機器を搭載している。
NASAによれば、画像は昨年12月に撮影した。円形の亀裂が顔の輪郭で、2つのクレーターが目を、V字の丘が鼻を形成しているように見える。鼻の部分は溶岩や泥流の噴出口の可能性があるという。
関連記事
星間彗星3I/ATLASが近日点通過時、軌道が相対論では説明できない異常を示した。科学界では人工的制御の可能性も議論されている。
太陽フレアの温度は従来の推定より最大6.5倍も高い可能性があるとの最新研究。半世紀の謎に迫る発見とは?
火星と木星の間にある準惑星ケレス。NASA科学者は「水と生命が存在する可能性がある」と指摘。その最新の発見に迫ります。
天文学者が発見した「銀河核極限突発現象」は、史上最大級の爆発。超新星の25倍のエネルギーを放ち、宇宙の成り立ちやブラックホール成長の謎に迫ります。
流星雨の予測困難の理由が判明。惑星の重力よりも、太陽と惑星の質量バランスで決まる「太陽系重心」の動きが軌道変化の主要因と分かりました。