全ての国は中国に「台湾紛争巡る警告」を=米国務副長官
[ワシントン 15日 ロイター] – シャーマン米国務副長官は15日、米政府は中国が米議員の台湾訪問を軍事行動の口実としないよう望んでいるとし、全ての国が中国に対し台湾を巡る紛争について警告しなくてはならないと述べた。
米中関係は、昨年8月にペロシ前下院議長が台湾を訪問したことで悪化。その後も米議員の訪台が相次ぎ、今年1月に就任したマッカーシー下院議長も春か夏に訪問する可能性がある。
シャーマン副長官はワシントンのシンクタンク、ブルッキングス研究所で開かれたイベントで、米国は「一つの中国政策」の下で台湾と台湾の自衛能力を支援すると確約しているとし、「中国が米議員の台湾訪問を軍事行動の口実にしないよう望んでいる」と述べた。
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