聖ジョージの竜退治の伝説(2)
(続き)
過去に、臆病な王が竜を容認した結果、全ての家庭の子供が犠牲になってしまい、民族全体が滅亡してしまいました。今、同じ運命が王にも訪れました。絶望した王は仕方なく自分の王女を城門の外へ送り出しました。
そこに、たまたま通りかかったジョージが、泣いている王女を見つけ、足を止めました。王女は「善良な若者よ、ここから馬に乗って逃げなさい。さもないと、あなたも私のように死ぬことになりますよ」と、ジョージに警告しました。
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