米NSA、TikTokに懸念 データ収集や影響力行使の可能性
[ワシントン 7日 ロイター] – 米国家安全保障局(NSA)のナカソネ局長は7日、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」のデータ収集や、広範な影響力を及ぼす活動を促す可能性に懸念を示した。上院軍事委員会で証言した。
TikTokが米国の子どもに及ぼす影響について懸念があるか共和党議員から問われたのに対し、「さまざまな理由で懸念がある」と回答。TikTokが保有するデータのほか、アルゴリズムやアルゴリズム所有者のコントロールなどを挙げた。
また、同プラットフォームは広く影響力を及ぼす活動を可能にし得るとし、TikTokが利用者に積極的に影響力を及ぼせるという事実だけでなく、「メッセージを消す」ことができる点や利用者の多さも懸念していると述べた。
関連記事
米政府監査院(GAO)の分析で、オバマケア補助金に社会保障番号の不正利用や死亡者の名義悪用が多数確認され、数十億ドル規模の損失が生じている可能性が明らかになった
FBIのパテル長官が、児童救出、スパイ網摘発、殺人率の大幅低下など就任後10か月の成果を語った。フェンタニル密輸やアンティファ資金、焼却予定の機密文書発見など最新状況も明らかに
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
2021年1月6日のアメリカ議事堂襲撃事件前夜、コロンビア特区でパイプ爆弾を設置したとされる男が約5年ぶりに逮捕された
デル・テクノロジーズのマイケル&スーザン・デル夫妻が、トランプ政権の「インベスト・アメリカ」構想に62.5億ドルを寄付。2500万人の子供に初期預金250ドルを提供