英、中国を世界秩序に対する「挑戦」と認識 中ロ連携強化を警戒
[サンディエゴ 13日 ロイター] – 英政府は13日に公表した今後の外交方針を包括的にまとめた最新の「統合レビュー(IR)」で、中国を世界秩序に対する「時代を定義付ける挑戦」との認識を示したものの、「脅威」とは位置付けなかった。また、英国の安全保障はウクライナ戦争の結果次第との見解も示した。
英政府は2021年に初めて統合レビューを公表した際、中国を「体系的な競争相手」と表現。今回の報告書では、中国のロシアとの連携強化のほか、ロシアがウクライナ全面侵攻開始後にイランとの連携を強めていることについて警告した。
スナク首相は報告書の序文で「地政学的変化のペース、およびこれが英国と英国民に及ぼす影響の大きさを21年に完全に予見できなかった」とし、「それ以降、ロシアによるウクライナに対する違法な侵攻、エネルギーと食料供給の兵器としての利用、無責任な核のレトリックが、南シナ海と台湾海峡での中国の一段と攻撃的な姿勢と相まって、危険性、無秩序、分断で定義される世界が作り出される恐れがある」と警告した。
関連記事
ルビオ米国務長官は5月14日、台湾政策に変更はないと表明し、中共に対し、武力によっていわゆる「統一」を推し進めれば、それは「恐ろしい過ち」になると警告。ホルムズ海峡情勢について、危機の解決は北京自身の利益にもかなうとの見方を示した
ソロモン諸島議会は先週、不信任投票を実施し、マネレ前首相を罷免した。議会は15日朝、無記名投票で新首相を選出し、民主党党首のワレ氏が当選した。
トランプ大統領の今回の訪中に際し、中国共産党側は格式高いの歓迎体制を整えた。これに対し、10年前のオバマ元大統領訪中時の冷ややかな対応と比較する動きがネット上で広がっている
北京で開かれたトランプ氏歓迎の国宴で、元駐米大使らが集結する中、楊潔篪だけが欠席。秦剛不在は予想通りだったが、戦狼外交の象徴的人物の不在に中国のSNSでは「失脚か」「健康問題か」と憶測が広がっている
トランプ大統領は5月15日、訪中日程を終え、北京首都国際空港を出発した