高度AIサービスChatGPTを映すスクリーン (Photo by OLIVIER DOULIERY/AFP via Getty Images)

ChatGPTなど最先端AI開発に「待った」…人類文明失うリスク マスク氏ら警鐘

高度なAI(人工知能)は人類に深刻なリスクをもたらす恐れがあるーー。イーロン・マスク氏ら技術界の実業家や有識者らは28日、予想困難な最先端AIの開発競争によって「地球上の生命の歴史」に大きな変化がもたらされるとして、開発を少なくとも6か月は中止し、外部機関や政府当局による管理のもとで研究を進めていくべきだと呼びかけた。

書簡では、人工知能研究所「OpenAI」が開発した高度対話システム「ChatGPT」をはじめとする現在のAIシステムは、一般的な課題への取り組みで普通の人間と競争的な存在になりつつあると指摘。「人間に取って代わるかもしれない人間以外の心を開発する必要があるか、文明の制御を失う危険を冒すべきか」と注意喚起を呼びかけた。

書簡は非営利団体「フューチャー・オブ・ライフ・インスティチュート」が発表。マスク氏のほかAI研究家ヨシュア・ベンジオ氏やスチュワート・ラッセル氏、アップル、スカイプ、ピンタラスト、リップルなど大手ITサービス共同創設者ら1000人以上が署名している。

▶ 続きを読む
関連記事
中国製の電子たばこが、個人情報の流出や麻薬マネーの温床になっている可能性。米議員が「国家安全の問題」として政府に警告した
カンボジア国境の巨大詐欺拠点に「偽の警察署」。日本人の個人情報まで散乱。詐欺が工場のように運営していた現場が露出。
トランプ大統領は国家安全保障上の懸念を理由に挙げ、1月に行っていた警告を実行に移す形でイランとビジネスをする国に対しての関税徴収を命じた
トランプ政権によるインドへの報復関税撤廃と、エネルギー・農産物を含む5千億ドルの巨額貿易合意。インドによるロシア産原油の購入停止を条件に、両国の経済・安全保障上の連携強化が鮮明となった
米国務次官は、中国が2020年に秘密裏に核爆発実験を行ったと非難した。新戦略兵器削減条約(新START)の失効を受け、米国はロシアの違反や中国の軍拡を指摘し、新たな軍備管理枠組みの構築を提唱している