高度AIサービスChatGPTを映すスクリーン (Photo by OLIVIER DOULIERY/AFP via Getty Images)

ChatGPTなど最先端AI開発に「待った」…人類文明失うリスク マスク氏ら警鐘

高度なAI(人工知能)は人類に深刻なリスクをもたらす恐れがあるーー。イーロン・マスク氏ら技術界の実業家や有識者らは28日、予想困難な最先端AIの開発競争によって「地球上の生命の歴史」に大きな変化がもたらされるとして、開発を少なくとも6か月は中止し、外部機関や政府当局による管理のもとで研究を進めていくべきだと呼びかけた。

書簡では、人工知能研究所「OpenAI」が開発した高度対話システム「ChatGPT」をはじめとする現在のAIシステムは、一般的な課題への取り組みで普通の人間と競争的な存在になりつつあると指摘。「人間に取って代わるかもしれない人間以外の心を開発する必要があるか、文明の制御を失う危険を冒すべきか」と注意喚起を呼びかけた。

書簡は非営利団体「フューチャー・オブ・ライフ・インスティチュート」が発表。マスク氏のほかAI研究家ヨシュア・ベンジオ氏やスチュワート・ラッセル氏、アップル、スカイプ、ピンタラスト、リップルなど大手ITサービス共同創設者ら1000人以上が署名している。

▶ 続きを読む
関連記事
EU、オランダ、ドイツ、ギリシャが、米国主導の「パックスシリカ」構想に新たに参加した。同構想は、中共との競争激化に対応すべく、AI関連の技術サプライチェーンを強化することを目的とする
米国とイランの交渉進展を受け、ホルムズ海峡をめぐる緊張が一時緩和し、国際原油価格は下落した。米専門家が、価格上昇の背景には供給不足ではなく物流不安と市場心理があったと分析
米司法省は、暗号資産投資詐欺やサイバー詐欺で得た資金の移転や洗浄を支援していた疑いで、カンボジアを拠点とする匯旺集団関連のクラウドサービスのアカウントを差し押さえた
17日、日本人の男女9人を含む外国人17人が特殊詐欺関与の疑いで現地当局に拘束されたことが分かった。ラオス警察当局が22日に発表
中国共産党の「民族団結進歩促進法」施行を前に、台湾の頼清徳総統が越境弾圧への警戒と民主国家の連携強化を訴えた