蔡英文氏は訪米 馬英九氏は訪中 2024年台湾総統選は「激戦」の予想
台湾の総統選挙が来年1月に控えるなか、民進党と国民党の大物政治家が同時期に外遊を行っている。蔡英文総統は中央アメリカの友好国グアテマラおよびベリーズを歴訪し、経由地である米国の著名シンクタンクで演説する予定だ。いっぽう、馬英九前総統は中国南京を訪れて「平和」のメッセージを強調した。米中対立の綱引きのなか、最前線の台湾では総統選の前哨戦が始まっているとの見方もある。
蔡英文氏は30日、ハドソン研究所からグローバルリーダー賞を授与された。翌月6日にはレーガン図書館で演説を予定しているほか、ケビン・マッカーシー下院議長との面会の可能性もある。
米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は「米国の『一つの中国』政策に変わりはない」と強調し、蔡氏の訪問は「私的で非公式」とした。いっぽう中国共産党政権に「台湾海峡周辺で攻撃的な活動を強めるための口実にすべきでない」と牽制した。
関連記事
米国メディアは、中共系ハッカーが米国の政策ブリーフィングを装い、外交や選挙関係者を標的にしたフィッシング攻撃を世界規模で行っていたと報じた。台湾では攻撃の激化が目立っているという
台湾・衛生福利部食品薬物管理署は3日、最新の水際検査違反リストを公表した。知名度の高い飲食チェーン2社が、それぞれ委託業者を通じて中国から輸入した食品用容器包装に不備が見つかり、蛍光増白剤の検出や溶出試験不合格などが確認された。
台湾の頼清徳総統は2月3日、台湾は中国ではなく他の民主主義諸国との経済協力を優先すべきだと述べた。頼政権は人工 […]
トランプ政権は、西太平洋での軍事抑止力を重視し、第一列島線に沿った防衛体制の再構築を進めている。米高官は、第一列島線のいかなる地域に対する侵略も阻止できる軍の構築を目標としていると述べた
2025年に台湾人が中国大陸で連絡不能となったり、留め置きや取り調べを受け、身体の自由を制限された事案は累計221人に上り、2024年の4倍に増えたと台湾の大陸委員会が公表した