4月20日、中東イエメンの首都サヌアで雑踏事故があり、少なくとも78人が死亡した。写真は事故が発生した現場。テレビ動画より(2023年 ロイター/ Al Masirah TV/via Reuters TV)

イエメン首都で雑踏事故、少なくとも78人死亡=フーシ派系テレビ

[アデン 20日 ロイター] – 中東イエメンの首都サヌアで雑踏事故があり、少なくとも78人が死亡した。親イラン武装組織フーシ派系のテレビ局・アルマシラが20日に報じた。

負傷者も複数出ており、13人が重傷を負っているという。

フーシ派が掌握する内務省の報道官は声明で、イスラム教のラマダン(断食月)終了を前に商人らが支援金を配った際に事故が発生したと説明。目撃者らによると、1人当たり約9ドル相当の支援金を受け取ろうと何百人もの人が学校に殺到したという。

▶ 続きを読む
関連記事
米軍は12月19日、米兵ら殺害への報復としてシリアのISIS拠点を空爆。トランプ大統領指揮のもと、精密誘導弾などを用いた大規模作戦を展開した。ヘグセス国防長官は「復讐の宣言」とし、断固たる姿勢を強調した
トランプ大統領は、ホワイトハウスでの祝賀行事の冒頭、ブラウン大学での銃乱射事件、シドニーのハヌカ祭を狙った反ユダヤ主義的攻撃、シリアでのISIS攻撃の犠牲者とその家族に深い哀悼の意を示した
イラク西部の大型油田が再稼働し、世界の原油供給増懸念から価格が2%下落。米国ガソリン価格も5年ぶりの安値に
トランプ大統領とムハンマド王太子がワシントンで会談。AI・エネルギー・防衛分野で総額2700億ドル超の契約が続々成立。サウジは米国投資を1兆ドルに倍増表明、F-35売却も承認へ。
サウジのムハンマド・ビン・サルマン王太子が米国への投資を1兆ドルに拡大。トランプ大統領との会談で両国の戦略的協力や中東安定の行方が注目されている。