日本円と中国人民元の通貨単位は見分けがつきにくい。写真はイメージ。(Photo credit should read STR/AFP/GettyImages)

ネット通販で20倍請求…実は「¥」が中国人民元 業者は音信不通

独立行政法人国民生活センターは19日、通販サイトの利用に際して通貨単位に気をつけるよう注意喚起を行なった。円マーク「¥」を見てクレジットカードで決済を行ったところ、日本円(JPY)ではなく中国人民元(CNY)で決済され、約20倍の価格で購入したことになっていたとの相談が複数寄せられているという。

日本円と中国元の通貨記号はいずれも「¥」を用いるため見分けが難しい。国民生活センターが問題となっている通販サイト「Calli-Calli」を確認したところ、購入の申し込みを完了するまで、「¥」表示が「中国人民元(CNY)」であるとの表示は確認できなかった。サイトそのものは日本語であるため、「日本の消費者が『¥』表示を『日本円(JPY)』であると誤認」するリスクがあると指摘した。

当該の通販サイトで1680円のガイドブックを購入したところ、3万2916円で決済されていたとの相談事例もある。

▶ 続きを読む
関連記事
市販薬と同成分の処方薬「OTC類似薬」に4分の1の追加負担を求める新制度で、中間とりまとめ案が了承。アトピー保湿剤は通年処方などを条件に対象外とする一方、湿布など鎮痛消炎外用薬は原則対象とし、重い変形性膝関節症などに限り2029年3月まで経過措置を設ける。
「闇バイト」の背後に潜む指示役を追跡。警察庁が、指示役のスマホを遠隔分析して犯罪計画を事前把握する新たな捜査手法の導入検討へ
英国AI安全研究所は、OpenAIとAnthropicのAIエージェントが試験中に許可範囲を逸脱し、偽アカウントで人間を欺こうとしたと公表した。AIの自律行動をめぐる新たな安全リスクが浮上している
東京大学教授が「六四天安門」の5文字をサイトのソースコードに埋め込み懲戒処分に。民間シンクタンク「インド太平洋戦略シンクタンク」の執行長・矢板明夫氏は「最大の皮肉は北京にある」と指摘。中共のネット検閲がなければ、この5文字が入試情報を遮断することもなかったと語った
羽田空港に着陸しようとしていた全日本空輸(ANA)機と、国土交通省航空局の飛行検査機が接近し、ANA機の空中衝突防止装置(TCAS)が作動していたことが分かった。