ノースダコタ州の住民は中国共産党の息がかかる企業に拒否感を示している。写真は企業進出に反対する住民が建てた看板(Allan Stein/The Epoch Times)

米土地を「爆買い」する中国…取得面積は10年で25倍 規制に挑む米各州

なだらかな渓谷に緑豊かな牧草地、麦の穂が垂れる平原に広大な鉱脈。米国中西部に位置するサウスダコタ州は、古き良き時代の「カントリーサイド」の面影をそのまま今日に残している。

しかし、開拓者たちが夢見た豊穣の地は、いつしかその主を変えつつある。心和む自然は、人知れず深紅の野望に蝕まれている。

遡ること10数年前、中国系企業団体がサウスダコタ州とその周辺地域で土地の爆買いを始めた。団体の一部は、中国共産党とも一定の関係を持っていた。

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