瞑想による驚きの効果、コロナ後遺症も治癒!?

座禅瞑想で遺伝子に大きな変化が起こる!

 

近年、座禅瞑想が社会的なトレンドになっています。 座禅瞑想していると、表面上は落ち着いているように見えても、体内の遺伝子は大きく変化しているのです。

全米の14%の人が試している!座禅瞑想が人気

1970年代後半から1990年代にかけて、中国からさまざまな気功師がカンフーを教えに出てきて、多くの中国人が朝、公園に行って練習する習慣ができ、それが気功ブームとなりました。

その後、気功は中国から西洋に広まり、例えば、法輪功のように世界中で広く行われています。これらの気功やヨガは、そのほとんどが仏教に起源を持っています。かつてのヨガは精神性や魂の向上を重視していましたが、西洋に伝わってから、精神的な面を取り除き、身体の調整だけを残して、現在のような形が主流になっています。また、より高度なヨガでは、座禅、瞑想を重視し、身体のバランスを整えるだけでなく、意識をトレーニングすることもあります。

欧米では瞑想が盛んで、昼休みに座禅瞑想を実践して仕事の効率を向上させる社長もいるそうです。
米国では、2019年に統計調査を行っており、人口の14%が座禅瞑想しています。
座禅瞑想は非常に重要な社会現象になっていますが、なぜそうなったのでしょうか、また、人々にとってどのようなメリットがあるのでしょうか。

瞑想は免疫力を強烈にする。
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座禅瞑想には多くの効果があり、
心臓や脳の健康を向上させる

コロナの流行時には、コロナの後遺症やワクチンの副作用に座禅瞑想を用いようとした研究もありました。
カリフォルニア大学サンフランシスコ校の教授たちは、コロナが身体に与える影響は非常に大きく、同時に多くの臓器にダメージを与え、多くの人がコロナ後遺症に悩まされていることを2020年の時点で認識していました。

ジュリエット・モーガン氏(Juliet Morgan)とメーガン・ジョブソン氏(Meghan Jobson)という2人の医師が研究を始め、座禅瞑想が患者の症状を改善することを発見したのです。

2021年、世界保健機関(WHO)もコロナ感染症の回復のための理学療法を議論する際に瞑想について触れており、コロナワクチンの副作用や感染症の後遺症からの回復に瞑想が役立つということは、ある程度国際的に合意されているように思われます。

西洋医学では20~30年前から座禅瞑想を研究しており、次のような効果があることが分かっています。

1. 脳の特定部位の活性化
2.心拍変異性の増加
3. 炎症の抑制
4. *テロメラーゼの発現を増加させ、体の老化メカニズムに影響を与える

テロメラーゼ:ヒトでは生殖細胞・幹細胞・ガン細胞などでの活性が認められ、それらの細胞が分裂を継続できる性質に関与している。老化を抑えると考えられている。

更に、座禅瞑想はワクチンによる心筋障害と脳神経系の副作用の両方に有効であることが示されています。
研究者たちは、脳画像や脳波検査によって座禅瞑想中の脳活力の変化を観察し、脳島と前運動皮質などの部位が効果的に活性化されることを発見しました。

2013年に「The Journal of Social Psychology(国際心理生理学雑誌)」に掲載された研究では、5分間の座禅瞑想でも心拍変動性に効果があることが示されています。西洋医学では、各心拍の間隔の弾力性を反映するパラメーターとして心拍変動を用いており、心拍変動が大きいと心臓の調節機能が強いことを示しています。

また、座禅瞑想は異なる段階があり、被験者の座禅瞑想経験も様々です。長期的に座禅瞑想している人とたまにしか瞑想していない人など、表している効果もそれぞれです。

座禅瞑想後に免疫遺伝子が有意に増加する

座禅瞑想しているとき、人間の体は止まっているように見えるかもしれませんが、ミクロのレベルでは大きな変化が起きているのです。

《米国科学アカデミー紀要》(PNAS)に掲載された大規模なゲノム研究により、座禅瞑想が身体の免疫系を活性化することが明らかになりました。

この研究では、被験者が単なる身体の運動や筋肉・骨格のバランスではなく、内なる思考や潜在能力を刺激することに重点を置いた座禅瞑想を行いました。

388人の被験者が8日間の座禅瞑想実習に参加し、瞑想前の2つの時点、連続8日間の座禅瞑想後、3カ月の座禅瞑想後、合わせて4つの時点で比較のための血液サンプルが採取されました。

大規模な遺伝子実験:座禅瞑想の遺伝子に対する効果 (健康1+1 /大紀元)

この研究では、8日間の座禅瞑想の後、体内の多くの遺伝子が2~4倍と有意に増加したことがわかりました。

座禅瞑想から3カ月後、一部の遺伝子の調節は座禅瞑想前に近いレベルに戻りましたが、一部の遺伝子は瞑想前に比べて上昇しました。つまり、座禅瞑想の効果は長く続くということであり、8日間の瞑想の実践が3カ月後にも良い効果をもたらすという結果は、驚きであり、とても意外なことでした。

(つづく)

(翻訳編集:李明月)
 

 

 

米ニューヨークの飛天大学バイオメディカル・サイエンス学部助教授。大紀元系列メディアやVOA、RFAなどで、アナリストやコメンテーターとして活躍している。米陸軍で微生物学者を務めた退役軍人でもある。「現在の危機に関する委員会:中国」のメンバー。