台湾の頼清徳副総統(中央)は来年1月の総統選について、民主主義か独裁主義かの選択になると述べた。先週末に滞在中の米ニューヨークで行われた台湾のテレビ局とのインタビュー内容が19日夜に放送された。写真は台湾桃園国際空港で18日撮影(2023年 ロイター/Carlos Garcia Rawlins)

台湾副総統、来年の総統選は「民主主義か独裁主義の選択」

[台北 20日 ロイター] – 台湾の頼清徳副総統は来年1月の総統選について、民主主義か独裁主義かの選択になると述べた。先週末に滞在中の米ニューヨークで行われた台湾のテレビ局とのインタビュー内容が19日夜に放送された。

中国は頼副総統が南米パラグアイ訪問に際して米国に立ち寄ったことに強く反発しており、19日に台湾周辺で軍事演習を開始した。

台湾国防部(国防省)は20日午前、過去24時間に中国空軍機25機が台湾海峡の中間線を越えたと発表した。戦闘機の「Su─30」と「J─11」が含まれるという。

ただ、中国が20日に演習を続けている兆候は現時点で見られていない。

総統選の有力候補である頼氏はインタビューで、選挙の勝者を決めるのは中国ではないと指摘。「この選挙は平和か戦争かの選択ではない。民主主義を望むか、独裁政治を望むかを選択する権利がわれわれにはあるということだ」と述べた。

台湾の指導者による外遊という「何でもないことで騒ぎ立てる」理由は中国にはないとも語った。

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