台湾は2027年までに新型潜水艦少なくとも2隻を実戦配備し、その後投入する潜水艦には可能ならミサイル搭載能力を備えて、中国海軍に対する抑止力を高め、主要な海上輸送路(シーレーン)を確保したい考えだ。蔡英文総統(写真)の安全保障アドバイザーで、新型潜水艦開発計画責任者を務める黄曙光海軍提督が明らかにした。写真は潜水艦の建造を記念する式典、2020年11月撮影(2023年 ロイター/Ann Wang)

台湾、2027年までに新型潜水艦2隻配備で対中抑止力強化目指す=海軍高官

[台北 25日 ロイター] – 台湾は2027年までに新型潜水艦少なくとも2隻を実戦配備し、その後投入する潜水艦には可能ならミサイル搭載能力を備えて、中国海軍に対する抑止力を高め、主要な海上輸送路(シーレーン)を確保したい考えだ。蔡英文総統の安全保障アドバイザーで、新型潜水艦開発計画責任者を務める黄曙光海軍提督が明らかにした。

中国が連日のように軍事的な威嚇行動を続けている中で、台湾側は軍近代化を進めており、自前での新型潜水艦開発をその重要な部分と位置付けている。

蔡英文氏の下で自前の新型潜水艦8艦を就役させる計画は既に動き出しており、28日には1番艦の進水式が行われる見通し。

黄曙光氏は、台湾が1980年代に配備されたオランダ製潜水艦を含めた10隻体制を確保すれば、中国海軍が太平洋に戦力を投射するのをより難しくすることができると説明。「こうした戦力を築くことができれば、戦争に負けるとは思わない」と今月語った。

1番艦はロッキード・マーチン製の戦闘システムを利用し、米軍が使っているMK48魚雷を装備。10月には試験航海に乗り出し、来年末までに就役するという。

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