香港におけるメディアの自由をテーマにジュネーブの国連で開催される英国主催イベントについて、中国がボイコットするよう各国に圧力をかけていることが分かった。ニューヨークの国連本部で2008年3月撮影(2023年 ロイター/Mike Segar)

国連で香港メディアの自由巡るイベント、中国が各国に不参加要請

[ジュネーブ 26日 ロイター] – 香港におけるメディアの自由をテーマにジュネーブの国連で開催される英国主催イベントについて、中国がボイコットするよう各国に圧力をかけていることが分かった。ロイターが書簡を閲覧したほか、外交筋4人も26日に確認した。

「香港におけるメディアの自由」と題された27日のイベントは、5週間にわたる国連人権理事会の傍らで開催される。講演者の中には、香港国家安全維持法に関する罪で収監中の民主派香港紙「蘋果日報」(廃刊)創業者・黎智英(ジミー・ライ)氏の息子も含まれている。

ジュネーブの国連で外交官に広く配布された書簡の中で、中国政府代表部は各国に「いかなる形であれ、このイベントに参加しないように」と要請している。

ロイターが入手したその書簡には「香港関連の問題は中国の内政問題であり、外部からの干渉は許されない」と記されていた。

それでも、これまでのところ米国、フランス、ドイツなど少なくとも22カ国がこのイベントを共催している。

ジュネーブの中国代表部からは今のところコメントを得られていない。

香港当局は一般的な声明を発表し、黎智英氏の収監は政治的干渉に相当し、メディアなどによる「誤解を招く中傷的な発言」を非難すると述べた。

英国代表部は、香港の自治を保証する中英共同声明を引き合いに出し、「香港における権利と自由の侵食を巡る長年にわたる懸念」を引き続き提起していくと述べた。

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