埼玉県の蕨市の郵便局付近で警戒にあたる警察官(Wenliang Wang/大紀元)

埼玉郵便局立てこもり「お巡りさんが入った瞬間に発砲」、現場を通過したバス運転手が証言

「緊急車両が一台来て、それを行かせた後、お巡りさんが二人郵便局に入っていった。そのわずか2、3秒後に発砲音が響き渡った」とバスの運転手は振り返る。

埼玉県蕨市で31日に発生した郵便局立てこもり事件。事件発生時、現場付近を通過していたバスの運転手が、その瞬間の状況を大紀元エポックタイムズの取材に語った。

80代の男が拳銃のようなものを持ち、郵便局内に立てこもった。銃撃発生時に付近を通りかかったバス運転手は事件当時の様子を目撃していた。運転手によれば、「パーンという乾いたような音がした後、周囲の人々が逃げろ逃げろと叫んでいた。私はすぐにバスを停め、お客さんには降りないでと伝えた」という。

また、運転手は「パトカーから降りてきたのは、盾を持った警官2人。彼らが郵便局の入り口から入ったわずか数秒後に、再び発砲音がした」と証言。郵便局内には事件発生時、一般の人々が複数いたが、「大きな騒ぎは起きていなかった」と述べた。

最後に、運転手は「お巡りさんが入った瞬間にも発砲音がした。お巡りさんの姿を確認してから発砲したのかも」と語った。

80代の男が拳銃のようなものを持って郵便局に立てこもった。19時ごろ、建物内に残された2人の女性局員のうち、ひとりが郵便局の出入り口から出た。警察に女性は保護され、ケガはないという。

関連記事
5月13日の「世界法輪大法デー」にあわせ、英国のスナク首相を含む要人らは法輪功(法輪大法とも)の広がりを祝う祝賀メッセージを発表した。中国共産党による法輪功学習者への迫害についても深い懸念を示した。
新緑の瑞々しさが香る東京都心では12日、世界法輪大法デーを祝うため、日本全国から集った法輪功学習者がパレードを行った。勇壮な音楽と華やかなパレードの隊列は街中に活気をもたらし、沿道の人々の関心を惹きつけた。
気象庁は「磁気嵐」の情報を発表した。磁気嵐の情報が出るのは平成15年以来とのことだ。地磁気の乱れが大きい場合、通信障害等が発生する可能性がある。茨城県石岡市柿岡にある気象庁地磁気観測所で観測された今回の磁気嵐は、過去100年で歴代9位の規模となる。
安芸高田市の石丸伸二市長は、次期市長選挙への不出馬を表明した。任期満了に伴う市長選は今年7月に予定されている。 […]
米国では4月、議会が中国企業の運営する動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」について事実上の禁止法案を可決し、バイデン大統領が署名した。一方、日本では韓国企業との資本関係が問題視されるメッセージアプリ「LINE(ライン)」で大規模な情報漏洩が起きたにもかかわらず、政府の対応は後手に回っている。