11月9日、台湾中央銀行の楊金龍総裁は大幅な対米貿易黒字について「解決策がないわけではない」が、時間が必要だと指摘、中銀は台湾ドルの下落ペース抑制を重視していると述べた。写真は台北にある台湾中銀。2022年12月撮影(2023年 ロイター/Ann Wang)

対米貿易黒字、解消には時間必要=台湾中銀総裁

[台北 9日 ロイター] – 台湾中央銀行の楊金龍総裁は9日、大幅な対米貿易黒字について「解決策がないわけではない」が、時間が必要だと指摘、中銀は台湾ドルの下落ペース抑制を重視していると述べた。

立法院(国会)で議員の質問に答えた。

米財務省は今週発表した為替報告書で、台湾を引き続き監視対象に指定。台湾は半導体産業が盛んで、大幅な対米貿易黒字を計上している。台湾ドルは今年に入り、対ドルで5%近く下落した。

台湾当局は今年の域内総生産(GDP)が1.61%増と、8年ぶりの低い伸びになると予測している。

総裁は中銀がGDP予測を再び下方修正する可能性があるが、今年のGDPは1%以上増加するとの見方を示した。

インフレ率については、他国に比べれば穏やかだと指摘。中銀は基調的な物価圧力を把握する指標としてコア消費者物価指数(CPI)に注目していると述べた。

関連記事
こうして、丘を越え、丘を越え、明るい空の方向に進み、疲れと空腹でへとへとになっていた。 地図が打ち上げられようとしている海辺に着いたとき、崖であることに気づいて唖然とした! 崖の下はマカオへの海路だったのだ。ドキドキする心臓を抑えながら、崖の端に偶然、竹の棒を見つけた。 歓迎の潮風が劉さんたちを幸せな気分にさせる。 もちろん、これは冒険の始まりだ。
垂秀夫前駐中国大使は9日、長年に渡って日台間の友好関係を推進してきた実績から、台湾の蔡英文総統より勲章を授与された。垂氏は自身と台湾との深い縁に言及し、今後も日台関係の強化に尽力していく考えを示した。
中華民国の新政権就任式に向け、台湾日本関係協会の陳志任副秘書長は7日、外交部の定例記者会見で、20日に行われる頼清徳次期総統の就任式に、現時点では各党・会派から37名の日本国会議員が37人が出席する予定だと発表した。過去最多の人数について「日本側は新政権をとても重視している」と歓迎の意を示した。
2024年4月30日、上海発香港行きの香港を拠点とする航空会社「キャセイパシフィック航空」CX341便は悪天候に遭遇し、2度も香港への着陸に失敗した。同便での恐怖体験について一部乗客は振り返っている。
5月27日、世界保健機関(WHO)は年次世界保健総会(WHA)を開催する。アントニー・ブリンケン米国務長官は5月1日(水)、台湾にオブザーバーとして会議に参加するよう強く求めた。