9月、第21回G7下院議長会議が東京で開かれ、ウクライナ最高評議会議長を迎える細田博之衆院議長(Photo by KAZUHIRO NOGI/AFP via Getty Images)

細田博之前衆議院議長、79歳で逝去

細田博之衆議院議長が亡くなったことが10日、わかった。79歳だった。

細田氏は東大法学部卒業後、経済産業省(旧通産省)に入省し、1990年に衆議院島根1区から選出され、初当選した。その後、官房長官や自民党の幹事長、総務会長など、多くの重要ポストを歴任した。

2021年11月、細田氏は衆議院議長に就任。議長としての任期中、22年8月には米ペロシ下院議長との会談を行うなど、国際的な議員外交にも積極的に取り組んだ。

今年7月に脳梗塞を患い治療を受けていた。体調を理由に、9月開催のG7下院議長会議には初日のみの出席となった。10月には「議会運営の停滞を避けなければならない」と衆院議長職を辞任。一議員として国政に関わることを表明していた。

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