11月11日、米紙ニューヨーク・タイムズは、トランプ前大統領が2024年の選挙で大統領に返り咲けば、1期目の厳しい移民取り締まり政策を拡大して不法移民の徹底的な摘発を行い、大規模な収容キャンプに送り込んで強制送還する方針だと報じた。ニューハンプシャー州クレアモントで撮影(2023年 ロイター/Brian Snyder)

トランプ氏、大統領に返り咲きなら移民取り締まり拡大へ=米紙

[ワシントン 11日 ロイター] – 11日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、トランプ前大統領が2024年の選挙で大統領に返り咲けば、1期目の厳しい移民取り締まり政策を拡大して不法移民の徹底的な摘発を行い、大規模な収容キャンプに送り込んで強制送還する方針だと報じた。

報道はトランプ氏の1期目に移民政策を担当したスティーブン・ミラー氏など、トランプ氏の複数の側近へのインタビューに基づいている。

同紙によると、トランプ氏の計画は「米国の現代史では見ることのなかった規模の移民攻撃」で、既に何十年も米国に住んでいる人々を含め、毎年数百万人を強制送還することを目指している。

トランプ氏はこのほか、イスラム教徒の多い特定の国からの入国禁止措置や、新型コロナウイルスのパンデミック期に導入された亡命申請の受け付け拒否といった強硬策も復活する見通しだという。

トランプ氏の選挙陣営はコメント要請に応じなかった。ホワイトハウスはコメントを避けた。

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