中国の人口高齢化、不動産業界の巨額の貸し付け、そして一般市民が貯蓄を好み、消費を控える傾向などの問題は、一向に改善される兆しがない (Photo credit should read JOHANNES EISELE/AFP via Getty Images)

ますますリスク増す中国経済 海外へ資金を移動する投資家が増えている

中国の投資環境の不安定さは、多くの人々を躊躇させている。現在、中国経済が抱える問題は中国への資金の流入が枯渇する事だけではない。多くの人々が中国から資金を海外へ移動しようとしているのだ。

ワシントンに本部を置く投資会社「RockCreek Group」の創設者で最高経営責任者(CEO)のアフサネ・ベシュロス氏は、11月11日、ブルームバーグ社のインタビューにおいて「多くの人々が中国から資金を引き上げている」と述べた。

「実際、多くの人々は公には言わない。彼らは別の場所で次の工場を建設した後で、中国の工場を移転させるのだ」とベシュロス氏は語った。 

▶ 続きを読む
関連記事
中国当局は、国内経済における需給バランスの不均衡を是正する必要性を認めながらも、結果としてその問題を悪化させるような政策を選択している
日本が深海6千mでレアアース採取に成功。世界を驚かせたこの快挙は、中国の「資源兵器化」を無力化し、日本の「資源貧国」脱却を予感させる。独占体制の終焉と、新たな国際秩序へのカウントダウンを読み解く
見過ごされがちだが、競業避止義務条項(NCC)の不適切な運用は経済活動を深刻に抑制し得る。競業避止条項とは、在職中または退職・取引終了後に、自社と競合する事業や行為(転職・起業)を一定期間制限する契約だ
米誌『フォーリン・アフェアーズ』は、張又俠らの失脚を受け、習近平を「壊滅者」と酷評。盟友すら粛清する姿勢が軍不信と権力集中を招き、中共軍事中枢は事実上壊滅状態にあると指摘した
ベネズエラ政権の交代により、中国は廉価なベネズエラ産重質原油を入手できなくなった。中国の独立系製油業者は現在、イランから重質原油を購入している。